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'13 Cyclocross Tokyo @お台場海浜公園 [自転車レース]

やってきましたCyclocrossTokyo。
少なくとも関東では一番盛り上がるシクロクロスのレース。
シクロシーズンの中では野辺山シクロとともに自分の中でプライオリティの高いレースと思っている。
2週間前にインフルエンザにかかって治った後も、調子が上がらず
微熱や咳が続き練習もあまりできなかった。
ようやく普通に戻ったと感じたのはレース前日の金曜だった。
それでもやれるところまでやってやるという気合だけはあった。
昨年4位だっただけに今年こそ表彰台が目標だ!
今年は皇居駅伝とも娘たちのイベントとも重複せず、家族でレース会場へ向かった。
自分のレースは13:20からだったけど家を8時過ぎには出発して9時ごろには到着した。

午前中の間家族はショッピングにリリース。
久々のお台場とあって嫁さんの張り切りようには目を見張る。
自分はまず試走を開始。
昨年のコースをさらに改良して砂浜をも1か所追加。
シケインを林の中のヘアピンカーブ後に設置などにくいコース演出。
昨年以上の苦戦が予想される。
応援に駆け付けてくれた監督らチームメイトやarukakatさんとお話をしながらのんびり時間を過ごす。
今回同組になったMTBでもライバルのJTさんが何とバイクがパンクで
DNSということでちょっと残念。
エンジョイクラス、ビギナークラスを見ているとやはりMTBが砂浜で乗れているのが有利に見える。
でもやはり自分はシクロクロスでの勝利にこだわりたい。
MTBで勝っても嬉しくないのだ。(だからC2に上がれないのだと思うけど)
昼にもう一度試走の時間があり3周走り、朝よりは砂浜が乗れるようになってきた。
でもゆっくりでも乗っていくのと、担いでランで行くのではランの方が速い気もする。
その辺の判断が重要になりそうだ。
しかも潮が満ちてきて後半の長い波打ち際の砂浜がなくなってきて乗れなくなってきている。
刻々と変わる路面状況を判断しなくてはいけない。

いよいよ自分の組の招集。
監督が付き添いでついてきてくれて、機材ピットにも待機してくれるという。ありがたや。
家族もショッピングから戻り戦闘態勢へ。
ちょっとアップが足りない感じはあるが体調はまずまず整ってきた。
スタートはやはり後ろの方8列目。埋もれてしまったらアウト。1周目が肝心。
スタートすぐの砂浜が勝負だ。
号砲とともにスタート。




やはり最初の砂浜までの直線が短い。
加速しきる前に砂浜突入。すぐ前がつかえるので担ぎに変更。
が、しかし大渋滞でレコードラインは走れない。
でも流れに身を任せたら上位は絶対に無理。
仕方なく、砂浜のふかふか部にバイクを担いで突入して猛然とダッシュ!
20人ほど抜いたところで左脚のハムストリングに激痛が走った。
肉離れだ。
肉離れの辛さは学生時代によく知っている。レースを辞めることも考えた。
とりあえず少し続けてみて様子を見てみよう。
脚をひきづりながら自転車に飛び乗る。
アドレナリンが出ているせいか意外と自転車を漕いでいる時はそれほど痛みはない。
シングルトラック内は休息ポイント。
公判で長女が物凄い大きな声で応援してくれている。
後半の砂浜はやはり最初のヘアピンから先は減速してしまい乗れなくなる。
我先に行かんとここも担ぎ競争。
先頭との差はすでに砂浜片道分くらいついてしまっている。
ここではやはり腿が上がらず踏ん張りもきかない。
それでも地道に前の選手を抜いていく。
1周目の通過順位は14位くらいか。だいぶ出遅れてしまった感じだ。
でも脚は自転車を漕いでいる間は痛くないのでひとまず競技続行。
ということでとにかく前を追う。
階段で、シケインで、一人ずつかわしていく。
そしていつの間にか5位まで浮上。
3周目。心拍数は190bpmを突破してだいぶ息苦しい。
とはいっても砂浜ではハムストリングが張って踏ん張れないので昨年ほど苦しくはない。
もしこれ以上踏ん張ると取り返しのつかないことになることは経験上想像がつく。
前の4位の選手を抜き砂浜の折り返しで3位の選手まで20秒まで迫った。
この調子でいけば前から落ちてくるかもしれない。
これ以上攻めることができないので、自分のペースを貫き通すしかない。
4位で4周目に突入するも、砂浜で少しでも乗っていこうともがいているうちに
担いで走る5位の選手にぬかれてしまう。
そこで監督から「切り替えの判断を早く!」との指示。
どうしてもMTBerとしてはバイクで走破したくなってしまうけどここは我慢だ。
担いで走ったほうが速いわけだ。もっと早くそうしていればよかった。
ちょっとした差が積み重なって命取りになるのだ。
3位との差も少し開いてしまい、5位選手との争いの様相。
5周目、再度4位の選手を抜き返し、自分は確実に降りて担いでリードを広げる。
長女の声援に応えながら4位で完走。

脚を痛めなければもう少し行けた気もするけど、入賞しただけよしとしなければならない。
レース後はやはり歩行困難になってしまって家族と一緒に食事をするのも大変でした。

応援していた皆さんのおかげで何とかつらいレースを乗り切ることができました。
シクロはまた来シーズン頑張ります。

Ctokyo.jpg
シケイン越え

course11.jpg


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